鳥にもある?方言
こんにちは。ぽすちです。
昨日はまた車で1時間ほどのところにある
低い山に登ってきました。
前回よりは体力の配分をうまくすることができ(笑)
楽しく登ることができました!
こうやってどんどん慣れていくんですかね。
そして、昨日は初めてキビタキを見ることができました。
なかなか動きが早くて
ピントが甘くなってしまいボヤボヤしていますが、
黄色×黒の鮮やかなカラーが素敵でした^^
日本では夏鳥ですが、
分布はサハリンや中国北部になっているので
ロシアとかあっちの方から来たんですかね?
ゆっくりしていってほしいものです。
この夏の間にもう1度会えたらいいなぁ。
あと昨日はなんといってもメジロばかり見る
メジロの日でした!
バードウォッチングをしていると
やたら今日この種ばっかり会うなぁ、という日があります。
日というか場所の問題かもしれませんが^^;
いつもは動きが素早いメジロですが
昨日は木の上でゆっくりしてる姿を見ることができました。
羽繕い中~
正面のきりっと顔
メジロは意外と小さくて、スズメよりも小さいそうです。
日本で見れる野鳥で最も小さいとされているのが
キクイタダキという鳥で、全長10センチ。
そしてメジロはそれに次ぐ小ささで11.5センチです。
“目白押し”という言葉も
メジロ達が木の上で集団でくっついて
押し合いへし合いしている姿からできたそうです。
目の周りが白いからメジロ。
もうこの名前以外ないくらいしっくりきていますよね。笑
でもなぜか、ウグイスとメジロを混同している方が多いそうです。
多くの人が思い浮かべる「ウグイス色」がメジロのまとう黄緑色だからだと思います。
(実際のウグイスは薄茶色です。)
ウグイス色という色が作られたのは江戸時代で、
その頃は実際のウグイスのような薄茶色を指していたようですが
時とともなぜかメジロカラーをイメージする人が多くなっていったようです。
江戸時代はウグイスをペットとして飼っている人もいたようで
ウグイス色=あぁ、あの薄茶色ね!
とすぐリンクできたのかもしれませんが、
現代では
ウグイスは綺麗な声はすれど姿が見えない
↓
でも春の鳥だから、よく桜の木にいるあの鳥かな?
↓
ウグイスじゃなくてメジロでした~
という流れなのかなと勝手に考察しております。笑
私もウグイスの実物を見れたのは1回のみで、
よく綺麗な鳴き声は聞こえてきますがなかなか姿を現してくれません。
ウグイスの鳴き声と言えば
ホ~ ホケキョ
ですよね。
でも、うちの近くの森にいるウグイスは
ホ~ ホトケキョ
と鳴きます。笑
きっと子どもでまだ鳴くのが下手なんだよーなんて笑っていましたが
なんと昨日行った場所では
ホ~ ケキョキ
と鳴いていました。
しかも1羽だけじゃなく、色んな場所でケキョキ鳴きでした。
イントネーションも違くて
一般的な
ホ(→)ケ(↑)キョ(↓) に対し、
昨日のウグイス達は
ケ(↑)キョ(↓)キ(→) でした。
不思議ですね~。
マウンテン派ではあの鳴き方が流行っているのかと思っていましたが、
調べてみると鳥の世界でも
鳴き方に地域差があるそうなんです!
国立科学博物館さんが
鳥類音声データベースというものを取っていて
地域ごとの鳴き声の違いを聞くことができます。
お住まいの地域のウグイスと他の地域のウグイスでどんな差が
あるのかホームページで聞くことができますので
興味のある方はぜひお聞きください!
(リンクは貼っていいのかわからなかったのでやめておきました。)
検索「国立科学博物館 鳥類音声データベース」で行けます。
鳥は生まれたあと、
オスはやはり1番身近な父親の鳴き方を真似するそうです。
メスは父親の鳴き声を聞いているだけですが、
パートナーを選ぶときに父親の鳴き声に似ている個体を選ぶ子が多いらしいですよ。
なんか…人間の世界でもそういうところありますよね。
選んだ人は、お父さんに似ているところがある人でした♪的な。笑
でもそう考えると、地域ごとに鳴き方が変わってくるのは納得ですよね!
人間でいう方言みたいな感じですかね。
ちなみにぽすちの出身地は千葉県で
しかも東京寄りの市だったので、
方言というものに憧れていました。
でも最近、
私が使っている言葉にも1つ方言があることがわかりました!
それは「青なじみ」です。
青あざのことを言います。
これは千葉県の一部と茨城県の一部でしか使われていない方言なんですって!
うん……。
なんか思っていた方言と違った……。笑