千葉県谷津干潟の鳥たち
こんにちは。ぽすちです。
先日、病院で診察を受ける前に血圧を測っていたところ、
いつのまにか順番待ちで後ろに立っていたらしい知らないおじいちゃんに
「下が低いねぇ。上はいいけどな。」
と、最低血圧をダメだしされました。笑
さすが血圧測って何十年という顔をしている玄人おじいちゃんです。
血圧に気をつけて長生きしてほしいものです。
******************************
気づいたらもう1カ月ほど過ぎてしまいましたが、
千葉県の谷津干潟に行った時に見た鳥たちの写真をあげていきたいと思います。
谷津干潟’(やつひがた)は、千葉県の愛鳥家なら誰もが知っている野鳥のメッカです。
鳥や魚などたくさんの生物が生息しているため、「ラムサール条約登録湿地」となっているそうです。
シギやチドリなどがシベリアなどの寒いところから、オーストラリアなどの越冬地を目指す途中で、エネルギーを蓄えるためにちょっとお休みする『中継地』としてこの谷津干潟を利用しているとか。
千葉県で生まれて、結婚するまで千葉県に住み
しかもわりと谷津干潟もそこまで遠くない場所に実家があるにも関わらず
以前は野鳥に興味がなかったため、今回初めて行きました。笑
でも、実際行ってみるとわずか2時間足らずで20~30種ほどの野鳥と出会うことができ、とても充実した時間を過ごすことができました!
谷津干潟自然観察センターという施設があり、そこに野鳥観察舎もありますが
朝一で行ったら常連カメラマンさん達がたくさんいて、なんとなく居づらかったので、歩いて探す派の私たちは干潟を1周することにしました。
シギ・チドリ類がたくさんいるらしいという前評判を聞いてウキウキ+東京湾に面している場所のため、海鳥もいるかも!?という期待のもと足を進めたところ、
どこからともなく飛んできてくれたのはセイタカシギの皆様。
赤い長い脚をピーンとして飛んでる姿が可愛い!
雌雄ほぼ同色ですが、オスは背中が黒く、メスは若干褐色っぽいらしいです。
手前がオスかな…?
干潟というのでもう少し浜辺っぽいのを想像していましたが、行った時間はセイタカシギの長い脚が埋まるほど水があふれていました。
干潮・満潮があるのかな?
途中エイも泳いでいました。
そうそう、そう言えばここにもこの子たちがめちゃくちゃいたんです。
カワウです。カワウ島になっとる!
行く場所行く場所どこにでもいますけど、まさかここにもいるとは。しかも大量。笑
海水にもいるなんて、ウミウか!?と思いましたが、カワウでした。
カワウさん汎用性高すぎる。笑
御一行が気持ち良さそうに泳いでいますね~。
顔をちょっと上にあげてる感じがドヤ顔みたいで面白いです。
泳いだあとは羽が乾かないので、カワウポーズです。
なんだかやたら迫力ある姿が撮れました。
立派な婚姻色ですね。
ポツンと1羽でズグロカモメもいました。
この正面顔、なんかペンギンみたいな、シマエナガみたいな不思議な顔してます。
↑鳥を鳥で例えるという荒業。
水の呼吸 拾壱の型『凪』って感じ。
全集中のお陰でカニをゲットしていました。
(鬼滅アニメしか知らないにわかが流行りに乗っかりました。。。)
このカモメ、目の前に獲物がいるのにわざわざ1度空中に飛び立ち、旋回して空から獲物を捕えに行っていました。ルーチンがあるんですかね。笑
途中で木が生えているゾーンもありました。
そこで入れ替わり立ち替わり周りを見渡せるマウントポジションに止まる鳥たちです。
その①カワラヒワ
その②つぐみ
その③ジョウビタキ
冬になるとどこにでもいる暴君、ヒヨドリとポジション争いをしていたのは
オナガ。
5~6月はよく見かけたのですが、最近見ないなぁと思っていたらこの場所には沢山いました。
私の強さイメージ(留鳥部門)だと
です。
ヒヨドリがよく他の鳥を追い払っているのは見かけますが、オナガもなかなか気が強そうなイメージがあります。
やはり体の大きさは大事そうですね。
カモ達もいました。
ちょっと後ろの毛が伸びてきたイケメン・キンクロハジロ。
キンクロはホシハジロの群れに混じっていました。
ハジロはみんな仲良しなのかな?
ホシハジロ・オス。
目が赤くてかっこいいですね。
ホシハジロ・メス。
なんか大人しそうな顔してて可愛いです。
その他にも、オオバン、コガモやカイツブリ、アオサギ、ダイ・チュウ・コサギなんかもいました。
谷津干潟は1周3.5Kmほどで、私たちはゆっくり鳥を見ながら2時間半くらいかけて回りました。
良い散歩になりますね。
途中途中で野鳥の写真付き説明文などもあったので、初めての方でも楽しめそうです。
ランナーも沢山いましたが、ここではマスク着用必須のようで、みなさんちゃんとランニング用のマスクみたいなやつをつけていました。
そしてボランティアっぽい方々が周辺の掃除をしていたり、周りに住んでいるあろう方々が思い思いに散歩していたり、地域の方に愛されている場所なんだなと実感しました。
自然観察センターの中も見てみると、大きな窓があり、屋内から干潟を観察することができました。
ここのほうが水がひいていて、より干潟感があります。
タシギがいました。
こんなに長いくちばしなのに、更に顔をつっこんでエサを探します。
タシギってもっと大きなイメージがあったのですが、実際は両手のひらに乗るくらいの小ささで、なんか体の模様がウズラを彷彿とさせて可愛かったです。
田植えをしている人のようでした。笑
あとはもちろんうちのカワセミ神(夫)はつつがなくカワセミを発見。
その他にもマガモなんかのカモ類もたくさん泳いでいました!
こんな展示物もいろいろ置いてあります。
『今の季節みられる鳥』
はく製ではなく、木で作られていました。
こう見ると、ほとんどコンプリートできたと思います。満足、満足♪
展示物も沢山あり、鳥好きは窓越しに探鳥したりなんかして1日を過ごせそうな施設でした。
時間があればもっとゆっくり見たかったですが、この日は午前中がタイムリミットだったのでここまで。
そして帰りに可愛いマグカップをゲットしてしました。水鳥マグです!
カワウwや
私の好きなカイツブリちゃんなど。
チドリ類なども。
お茶の時間が楽しくなっています^^
とても充実したバードウォッチングでした。
欲を言えばもっとシギ・チドリ類が見たかったというところですかね!
鳥との出会いは一期一会だと思うので、機会があればまたぜひ行ってみたいと思います。