鳥の正面顔がおもしろい
こんにちは。ぽすちです。
先週あたりから急にグッと寒くなりましたね。
関東でも今日は雪が降るとかなんとか。
うちのセキセイちゃんも先日体調を崩してしまい、羽を膨らませてくちばしを背中にしまって1日中寝ているときがありました。
様子が変だと気づきましたが、休日だったこともあり、動物病院もやっておらず…。
1軒、営業中だった病院は予約いっぱいで次に空くのは1月末だと言われてしまい…。
半泣きになりながらいつもより高い温度で保温をし、一晩中暖房をつけた部屋に寝かせておいたところ、翌日には何もなかったかのように元気になってくれましたTT
小鳥は自然界だと捕食される側なので、具合が悪い様子をギリギリまで隠しておく習性があります。気づいたときには手遅れなんてことも往々にしてあるようで、早めに気づいてあげられなくて本当に後悔でいっぱいでした。
朝起きたとき、私の足音を聞いて呼び鳴きをしてくれたのですが、あれほど呼び鳴きが嬉しかったことはありません。
しばらく様子を見ていましたが、最近はすっかりいつもの様子に復活しました。
急に寒くなったので、皆様の愛鳥ちゃんもどうぞお気をつけください!
********************************
今日は、昨年末に撮り溜めてあった鳥たちを放出したいと思います。
川にいたハシビロガモ。
この子はまだ顔の色が変わっていなかったのですが、近くの池にいた子は…
すっかり冬カラーに変わっていました!
最初は上の写真の子はメスなのかと思いましたが、ハシビロガモはメスとオスで目の色が違う見たいです。
光彩が黄色いのがオス。褐色なのがメスだそうです。
ということで、2羽ともオスでした。
この写真を撮ったのは12月上旬だったのですが、個体によってはまだ冬カラーになっていないカモもいるんですね。
メスが落ち葉と同化している。笑
私がバードウォッチングを始めた3月頃には、カモのなかだとコガモが1番いたような記憶があるのですが、意外と今の時期だとそうでもない感じがします。
最近どの場所にでも必ず見かけるのは、私の行っている範囲内だとヒドリガモ↓です。
去年のヒドリちゃんは帰る時期が早かったのかな?
こんな風にカモ達が思い思いのんびりと過ごす中、上空で突如始まった戦い。
ギャーギャー騒いでいるので何事かと思ったら、サギ同士で空中戦を繰り広げていました。
縄張りがあるのか、エサを探していたコサギをダイサギ(チュウサギ?)が追い払い、落ち着いたかと思えば今度はなぜか別のダイサギ同士の戦いが始まりました。
正面顔がちょっとおもしろい。
アンタ、こんな顔してたっけ!?笑
両者一歩も譲らず、ギャーギャー叫びながら2羽で旋回していました。
正面顔ふたたび。
プテラノドンのようだ笑
そこへ、なぜか突然やってきて便乗するアオサギ。
最終的にそれぞれ別の枝に降りることで決着がついたようで、みんな「やれやれ」みたいな顔をしていました。
バトルを繰り広げて熱くなってしまったのか、口をあけていたアオサギ。
そう言えばアオサギの舌って、すごくないですか?(拡大)
サギの舌は魚を上手く捕まえるために、ゴツゴツしているみたいです。
舌骨が発達し、このようにデコボコしているようです。
さすがは魚採り名人!
人間とは違いますね~。
サギ達の戦いも決着がつき、
見応えのある空中戦を鑑賞し終えたので、さぁ別の場所に移動しようかという時に、
急にどこにいたのか小鳥たちがザワッと騒ぎだしました。
何事か(再び)と思ったら、なんとせっかくサギが落ち着いて止まった木に、小型の猛禽類が入っていくのが見えました!
体が灰色で、尻尾が灰色と黒のしましまの。この子です。
隠れてしまったので、なかなか全体がわかる写真が撮れなかった…。
ツミという小型のタカとハイタカが似ているそうなのですが、ハイタカのほうには白い太眉があり、ツミはない(細い?)ようです。
白い太眉………ある!!
ツミは以前見たことがあったので、今度は今まで見たことがないハイタカだといいなという思いも込めて、私の中ではハイタカだと思っています。笑
(こんな普通の公園にハイタカがいるのか定かではないけど。笑)
それにしても、野生の勘というか、危険察知能力ってすごいと思いました!
体はサギのほうが断然大きいのに、サギがいくら上空を飛行していても小鳥たちは全然反応しなかったんです。
それなのに、猛禽類が少し近づいただけで小鳥類たち全員が「逃げろ!」と鳴いて飛んで行ってしまいました。
それほどまでに猛禽類は小鳥たちにとっては脅威の存在なんですね。
そりゃあ体調悪くても狙われないためにギリギリまで隠しますわ。
ところ変わってよく行く池でちょっとおもしろいカワウの写真が撮れました。
カワウも正面顔。
本当、拡大すると「アンタ、こんな顔してたっけ!?」になります。笑
お得意のポーズも繰り広げちゃいます。
このカワウ、自分のことを全知全能の神と思ってそう。笑
あやしい宗教の教祖様のようです。(←ひどい言いがかり)
そんなカワウの足元ではこれまた平和にマガモちゃんたちがのんびりしていました。
これもマガモ…?
顔の色がちょっとだけ変わっているけど…。
カルガモとマガモの群れの中で1羽だけ違う色に見えたカモがいたので、撮影して見ると…
オカヨシガモというカモちゃんでした。
色が地味めだったので、よく見ないと見逃すところでした。
最後に、寝ているかと思って撮ったらバッチリこっちを見ていたマガモ。
「なんですか?」と言いたげな目です。
カモも冬になると色々種類が触えておもしろいですね♪