珍しいアジサシ
こんにちは。ぽすちです。
隣の家に巣を作ったムクドリが
朝から晩まで雛へのエサ運びを頑張っています。
朝は4時から夕方は18時過ぎまで、
雨の日も風の日も
虫を口に咥えて来てはまたどこかへ飛んでいくを繰り返しています。
ムクドリ…別に好きな鳥ではないのですが、
私も授乳で朝は同じく4時頃に起きて1日中乳児のお世話をしているので、
なんだかシンパシーを感じてしまいます( ;∀;)
巣立ちまでお互い頑張ろうね、ムクドリ!
雛がピーピーピーピー1日中うるさいし、親鳥もうちの前を通るときなぜかギャー!と一鳴きしていくのもうるさいけど我慢しますよ。笑
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先週末、いつも行っている沼に立ち寄ってみたところ、ものすごい人。人。人。
バズーカ軍団の皆様がズラーっと何十人も横並びになって撮影をしていました…(゜ロ゜)
停めてある車を見ると県外ナンバーも…。
このコロナ禍になにごと!?と思い、バズーカの皆様の会話にこっそり耳をすませてみると
ヒソヒソ
「黒いのが……」
ヒソヒソ
「少しずつ黒さが違いますね…」
などなど。
なにか珍しい黒い鳥がいるみたい。
ということで、皆の行動を見ていると、
アジサシ類特有のエサの魚を狙った入水の瞬間にそこら中から響き渡るシャッター音。
確かになんか黒いアジサシがいました…!
私の持っているコンデジだと
頑張ってこの大きさで止まっているところを撮るのが限界だったので、
記録用に数枚撮って早々に撤退!
屋外だけど結構な密だったので…。
家に帰って調べてみると、なにやら
“ハジロクロハラアジサシ”
という、普段は南西諸島にしか来ないような珍しいアジサシだったみたいです。
しかし、
ハジロクロハラアジサシ。ハジロクロハラアジサシ。ハジロクロハラアジサシ。
早口言葉のように言いづらいですね!笑
あと似ているアジサシ類に
“ハシグロクロハラアジサシ”というのもいて
ハジロクロハラアジサシ。
ハシグロクロハラアジサシ。
字面似すぎでしょ……(゜ロ゜)
なにかの呪文のようです。笑
漢字にすると
ハジロクロハラアジサシ→羽白黒腹鯵刺
つまり、羽が白くてお腹が黒いアジサシですよー。
と、
ハシグロクロハラアジサシ→嘴黒黒腹鯵刺
くちばしが黒くてお腹も黒いアジサシですよー。
ということになります。
そこまで名前に全部の説明詰めなくてもw
と素人は思ってしまいます。笑
なにはともあれ、この非常に言いづら………珍しいハジロクロハラアジサシと、
あともう1種、
“クロハラアジサシ”
という、この子も普段は本州になかなか来ないようなアジサシがいました。
コアジサシの群れに混じっていましたが、
中央にいる少し大きくて嘴の色が赤っぽいのがクロハラアジサシです。
途中でダイサギも加わりました。
この止まっている杭は人気なので
椅子取り競争のように次から次へと入れ代わりの競争があるのですが
さすがにダイサギが来たときは
どうぞどうぞと言わんばかりにコアジサシ達はそそくさと飛んでいきました。
クロハラアジサシは肝が据わっているようで最後まで残っていましたが。笑
2~3日後にまた散歩ついでに同じ沼に行ってみたのですが、この黒いアジサシ達はみんないなくなっていました。
別に狙っていった訳でもなく、
なんだかよくわからぬまま、運良く珍しい鳥が見れたみたいです。
それにしてもあのバズーカ軍団の方々、横の繋がりすごくないですか!?
迅速な情報共有が行われたとしか思えない。
バズーカ連絡網なんかがあるのかしら…。笑
あんな立派なカメラがあればきっとすごく素敵なアジサシらしい写真が撮れたことでしょう。
私はどちらかと言うと撮るより見たい派なので
たぶんバズーカを持つことは一生ないんだろうなぁ…(´・ω・`)
とは言え今のコンデジだと限界を感じることも多くなってきたので、いつかは一眼を手に入れたいという夢もありますが…!
まぁいつか、そのうちということで。
黒いアジサシ達はいなくなっていましたが、
コアジサシ達が生き生きと楽しそうにしていたので何枚か撮りました。
なぜか上に乗られているコアジサシ。
カップル成立なのか
杭取り競争に敗れた腹いせなのか…。笑
こんな場面も。
「美味しい魚持ってきました!」
「どうぞ」
「と思ったら後ろから違うやつ来た!」
「そんで2人で落ちていくんかーい!」
「1人取り残されたオレ…」ぽつん。
あとこんなのも沼を泳いでいました。
話題のアミメニシキヘビ……ではなく
アオダイショウかな?
こちらも
大蛇か!?
と思いきや
若いカワウさん。
色んな生き物がいて、見ていて楽しいです。
この他にもカイツブリやサギ類なんかも色々いたので、また後日アップしたいと思います。
密には気をつけましょう…!